最有幫助的好評
4.0 顆星,最多 5 顆星性能は確実に向上しているが、劇的な進化とは言えない後継機 【2019年4月7日 追記あり】
2018年12月17日 在日本審核
Fire TV Stick(2017年モデル)を以前に購入したのですが、テレビの電源や音量調節が付屬リモコンのみでできる點、アレクサに対応する點(後述しますがこの點はあまりアドバンテージになりませんでした)などに魅力を感じていたので、もう1臺新しく買うときに、こちらにしようと思い、購入しました。
そのため、主にFire TV Stick(2017年モデル)(以下スティックと記載)と比較してレビューしていきたいと思います。
――――――――――――――――――――
~良い點~
?処理速度がやや早くなった
あくまで「やや」早くなった程度に感じました。
正直、元々のスティックでもそこまで遅いとは感じなかったのですが、CPU性能が向上したおかげか、ボタンを押しながらコンテンツ一覧を見る際などに引っかかりなどが起きにくくなっているほか、起動速度なども若干早くなっていると感じます。
ただ、劇的に性能が向上したか、と聞かれるとそこまでではないといったところだと思います。
?4Kに対応した
この點は、現在は販売終了しているFire TVでも同じですが、私はこのモデルで初めて4Kを體感したので記しておきます。
4Kに対応したコンテンツは確かにとてもきれいだと感じたのですが、Amazonビデオ內の対応コンテンツがまだそこまで多くなく、今の段階ではまだそこまで実力を発揮できていないと感じました。
?アレクサに対応した新型リモコンが登場した
正直、今回のモデルで一番魅力的に感じた部分です。
今まではテレビのリモコンでしか音量調節ができず、特にYouTubeなどの動畫によって音量が変わることがあるコンテンツでは2つのリモコンを手元に置いて利用していました。
また、テレビの電源を切る際もテレビのリモコンが必要になってきますので、その際に近くにないとテレビの電源を切るためにテレビのリモコンを探す必要があり、ストレスになっていました。
しかし、このモデルではそういった患いもなく、このデバイスを利用する際は付屬のリモコンのみで完結することができるので、非常に便利になりました。
また、リモコン上にアレクサのランプが搭載されるようになり、どのタイミングで発聲していいか手元でわかるようになりました。
?802.11ac利用時の帯域制限がなくなった(と思われる)
今までのモデルでは、一部のWi-Fi環境にて5Ghz帯の利用時にルーターにて帯域を手動で設定しないとスティック側で5Ghz帯を利用することができませんでしたが、こちらの環境では新しいモデルでは特に設定しなくてもしっかり利用することができました。
このおかげで802.11acの高速通信をより簡単に利用することができると思います。
~微妙な點~
?スティックと比較するとあまり差がないように感じる
買って少し利用したのですが、當然のことながら見られるコンテンツは以前購入したスティックと全く同じ(當然対応コンテンツは4K表示になりますが、內容は同じ)、アレクサもバージョンアップでスティックでも利用可能、性能向上に関してもゲームなど特に負荷がかかると思われるアプリは普段使わないのでわかりませんが、少なくとも動畫を見たりYouTubeやニコニコ動畫を利用したりした限りでは大きな差を感じませんでした。
また、上に記した通り4Kコンテンツはまだ數が多いとはいえる狀況ではありませんので、その點に関してもあまり魅力的とは思いませんでした。
正直、特に理由がない場合今までのFire TVシリーズをお持ちの方は買い替える必要があるかどうか微妙なところだと感じました。
リモコンのアドバンテージも、約3000円でリモコン単體の販売もされていますのでそちらの検討も良いかと思いました。
?ミラーリング機能が削除されている
【2019年4月7日追記】
アップデートによりミラーリングに対応するようになりました。
今までのFire TV Stick同様、ミラーキャストに対応するandroid端末?PC等でミラーリング機能を使うことができるようになりました。
?本體が若干大きくなっている
長さや厚み、重さなどが若干大きくなっていますので、環境によっては今まで延長ケーブルが不要な環境だったとしても必要になる場合があると思います。
ただし、その分熱が分散できているのか熱に関しては特に気になりませんでした。(YouTubeや映畫などを連続して5時間ほど視聴しましたが、特にレスポンスが遅れるなど動作に異常はありませんでした)
?リモコンの斜め入力がしにくくなった(?)
これは個體差によるものかもしれませんが、リモコンの十字キーを深く押し込まないと斜め入力ができなくなりました。
以前のスティックに付屬していたリモコンでは、斜め方向にカーソルを動かすことができたおかげで入力しにくい文字入力畫面で効率的に文字を入力することができました。
しかし、今回のモデルに付屬するリモコンは、斜め方向に入力するときに深く押し込まないと反応しない(橫or上下のみになってしまう)ことがあり、文字入力がしにくくなってしまいました。
ただし、スマートフォンのアプリや、Bluetoothのキーボードからなど、いくつか入力手段が用意されているので、それらを普段から利用している/する予定の方はあまり問題にならないかもしれません。
そもそも音聲入力があるおかげで、長文を打つ必要があるときは、Wi-Fiのパスワード入力時と、音聲入力がうまくできない時ぐらいなので、リモコンだけの場合でもそこまで困らないと思います。
~未知數な點~
?リモコンの電池持ち
今までのスティックでは、ひどい場合1週間ほど利用しただけで電池が切れてしまうこともあり、非常に困っていましたが、今回の新しいリモコンでは電池を縦に2本並べるように入れる形(今までのリモコンは橫に並行して2本入れる形)になったため何らかの変化がある可能性がありますが、この點はまだ検証期間が短いため何とも言えません。
?今後の4Kコンテンツの対応
とにかくコンテンツ數が少ないと強く感じたため、今後どれだけ対応コンテンツが増え真価を発揮できるかが肝になってくると思います。
またこれはGoogle側の対応になると思われますが、YouTubeアプリにて60FPSの動畫をそのまま楽しむことができない(おそらく30FPSに変更されている)のでこの點が改善されると一気に質の高い動畫コンテンツが増えると思います。
――――――――――――――――――――
~まとめ~
?リモコンからアレクサ、Wi-Fiの細かい點まで順當に進化している
?特にリモコンが便利になった
?より安い約2000円差のスティックとよく比較したうえで決めるとよいと思った
?今までのシリーズを持っている人は急いで買う必要はあまりないと思った
確かにスティックと比べると性能面で大きく向上したといえますが、正直スティックの安さが素晴らしすぎて(特にセール時の価格は他の似たようなデバイスと比べるとインパクトがすごいと思います)コストパフォーマンスを考えるとそこまでよくはないと思いました。
とくにFHD環境を利用している方はスティックと比較した場合、魅力がテレビも操作できる新しいリモコンのみといっても過言ではない狀況ですので、そこに大きな魅力を感じない場合価格が安いスティックでもよいと思いました。
しかしながら、全體的に便利になっているので、決してお勧めできないわけではありません。
どちらが自分の環境、ニーズに適合するかよく考えたうえで購入すると満足のいく快適なスマートテレビ環境を手にすることができると思います。
――――――――――――――――――――
ここまで、どちらかと言うとスティックを推すようなレビューとなってしまいましたが、Fire TVシリーズは今家にあるテレビを簡単にスマートテレビにすることができます。
動畫や音楽コンテンツを好きなだけ楽しむことができ、まさに生活を変えるデバイスといえるほど素晴らしい商品です。
(欠點は時間を忘れてずっと使ってしまうことぐらい?)
今まで一度も手にしたことがない方はぜひ、購入を検討してみてはいかがでしょうか。
――――――――――――――――――――
【追記】2018年12月22日
1、性能について
Fire TVシリーズは(ある方法を使わない限り)専用のストアからのみしかアプリをインストールすることができないため、HTML5上で動作するベンチマークを行いましたので、その畫像を掲載します。
數値が低い方がFire TV Stick(第2世代)、高い方がFire TV Stick 4Kのものです。
參考までにご覧ください。
2、リモコンの電池もちについて
現在、ほぼ同じように2臺とも利用していますが、この10日の間にスティックでは1回交換していて、さらに切れかかっているメッセージが表示されていますが、4Kではそのような兆候がないため、おそらく電池もちが改善されていると思わます。
今後も、利用していて明らかに違う場合は追記する予定です。
――――――――――――――――――――
【追記】2019年1月17日
1、電池もちについて
購入から1月以上が経過し、毎日のようにガンガン利用していますが、一向に電池が切れる気配はありません。
以前のリモコンとは雲泥の差と言えます。
電池が切れたタイミングでまた報告したいと思います。
2、Fire TV Stickの新商品(リモコンのリニューアル?)について
今までこのモデルを購入するか、リモコンのみ単獨で購入するかしないと、新型のリモコンを使うことができませんでしたが、1月23日以降はどうやらFHD対応のFire TV Stickでも同じリモコンが付屬するほか、リモコンの単品での販売価格を半額にするなど、お手ごろになりました。
しかし、このことからリモコンというアドバンテージがなくなり、以前にも書いた通り、4KやDolby Atomsなどの高品質の映像や音響にそこまで強い関心がない人はよりお得で同等の機能を楽しめるFire TV Stickの方がおすすめだとますますいえるようになったともとらえることができます。
また、今現在Fire TVシリーズ(第二世代Fire TV StickやFire TV 4kなどの新リモコン対応機種)をお持ちの方は、上にも書いた通りリモコンがかなり安くなったので本體を買い替えるよりも圧倒的にコスパに優れていると思います。
(なお、それよりも前の機種ではこのリモコンは利用できないそうなので、本體の買い替えが必要です。)
ともかく、このリモコンは今までの「たまにテレビのリモコンが必要になることがあってちょっとだけ面倒」という手間をなくし、アレクサも使いやすくなっている素晴らしいリモコンなので特に今までちょっと面倒と思っていた人には非常に喜ばしいものだと思いますのでぜひ使ってみてください!